【ウェブ解析】ブルー・オーシャン戦略とは


ブルー・オーシャン戦略とは

ブルー・オーシャン戦略とは、新しい市場を創造し、他社と競合することなく事業を展開する戦略です。提供価値とコストを下げることに妥協しない点が特徴です。

ブルー・オーシャン戦略で使われるフレームワークには下記のようなものがあります。

  • 戦略キャンバス
  • PMSマップ
  • 非顧客層3グループの分類

今回はこれらについて紹介します。

戦略キャンバス

業界における競争要因を並べ、買い手にとっての価値の高さを明らかにするチャートです。
このチャートで表す事業戦略を「価値曲線」とも呼びます。横軸には「顧客への提供価値としての業界の競争要因」、縦軸には「顧客がどの程度の価値レベルを享受しているか」(数値)をとります。

PMSマップ

縦軸に上から「パイオニア(Pioneer)」「移行者(Migrator)」「安住者(Setter)」を、横軸に「現在」「将来」を取り、ブルー・オーシャンを創造できる製品・サービスを絞り込むフレームワークです。
パイオニアは、ブルーオーシャンの開拓者、顧客に提供する価値を格段に引き上げる可能性のある人です。
安住者は標準的な価値曲線となる層です。
移行者はパイオニアと安住者の中間に位置する層のことです。
このマップから、現在あるいは将来に、パイオニアになる製品やサービスを特定します。
まず、製品やサービスがどの位置にあるのかを把握します。安住者に位置する製品やサービスは現在の大きな収益源であり、パイオニアとなる製品やサービスは初期段階において多大なコストがかかります。パイオニアと安住者のバランスをうまく取る必要があります。

非顧客層3グループの分類

非顧客層を3つに分けてグループごとに共通点を解明し、それによってブルー・オーシャンを創造します。
購入していないユーザーを潜在的な市場として考え、それぞれの非顧客層の共通点を発見します。
第1グループの「消極的買い手」
対象事業に近い存在ですが、必要最低限の支出しかしないグループです。できれば代替品で済ませたいと思っています、なぜ対象事業で購入を増やさないのかという視点で分析します。
第2グループの「利用しないと決めた買い手」
対象事業の製品やサービスを検討したうえで、製品やサービスに満足できず、使わないと判断したグループです。対象事業の製品やサービスを使わなくなった理由を探ります。
第3グループの「市場から距離を置く買い手」
市場からもっとも遠く、自社の製品やサービスを検討したこともないグループです。心理を分析し、自社の製品やサービスとつながりを持つ可能性を探ります。


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