Google スプレッドシートでランダムな文字列を生成する方法


今回は、Google スプレッドシートでランダムな文字列を生成する方法を紹介します。

パスワードなどを作成する場合に便利です。

1. CONCATENATE + ARRAYFORMULA + MID + RANDARRAY を使う

以下の数式を使用すると、指定した長さのランダムな文字列を生成できます。

例: 8 文字のランダム文字列を作る場合

=CONCATENATE(ARRAYFORMULA(MID("0123456789abcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ", RANDARRAY(8, 1)*LEN("0123456789abcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ") + 1, 1)))

説明

  • CONCATENATE :取り出された文字をひとつにまとめてランダムな文字列を作る。
  • ARRAYFORMULA :同じ処理を複数回実行する(ここでは 8 回繰り返し)。
  • MID :指定された位置から1文字を取り出す。
  • "0123456789abcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ" :ランダムに選ばれる文字の元となる文字列。
  • RANDARRAY(8, 1) : 8 個のランダムな数値を生成する。ここの数字を変更することで任意の文字数にすることができます。

式を短くしたい場合

次の式を使うことで、直接文字列を数式内に埋め込むまずに済みます。

=CONCATENATE(ARRAYFORMULA(MID($B$1, RANDARRAY(8)*LEN($B$1) + 1, 1)))

こちらの式では、$B$1 にランダムな文字列を入力することで式が短くなり、管理が楽になります。


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