ブログ初心者のためのカテゴリーとタグの使い方とSEO効果を高めるコツ
このエントリーはa-blog cms Advent Calendar 2024の12日目の記事です。
カテゴリーとタグ、正しく使えていますか?
a-blog cms では、カテゴリーもタグも設定しなくてもエントリーは作成できますが、これらを活用することで、ブログの使いやすさやSEO効果を上げることが期待できます。
本記事では、タグとカテゴリーの役割や違い、SEOとの関係性を解説し、使い方のコツを紹介します。
タグとカテゴリーの違い
カテゴリー | タグ | |
---|---|---|
役割 | 記事を大きなジャンル・テーマで分類 | 記事に関する具体的キーワードを示す |
階層構造 | 1記事に1つが一般的 | 1記事に複数が一般的 |
数 | あり | なし |
例)記事テーマ:「沖縄旅行」
カテゴリー:「国内旅行」
タグ:「観光スポット」「沖縄料理」「離島」
タグとカテゴリーとSEOの関係
⚫︎カテゴリー
カテゴリーはサイト全体のテーマや構造を示します。サイトの構造を明確にすることで、検索エンジンにサイトの内容を理解させやすくし、SEO効果が高まります。
⚫︎タグ
タグは、カテゴリーではカバーしきれない細かい分類に役立ちます。サイト全体の構造に大きな影響を与えるものではないため、SEO効果はカテゴリーほどではありません。そのため、タグだけで検索順位が大きく上がることは少ないです。
タグとカテゴリーの適切な使い方
⚫︎カテゴリーは少数精鋭に
カテゴリーは5~10程度に絞りましょう。多すぎると分かりにくいブログになり、探したい情報に辿り着きにくくなります。
子カテゴリーを作る場合は、2階層程度に留めるようにします。
例)「旅行ブログ」の場合
「国内旅行」「海外旅行」などのカテゴリーがおすすめです。子カテゴリーを作る際は「海外旅行」の中に「アジア」「ヨーロッパ」などを作るのが良いでしょう。
「フィリピン」「フランス」「東京」など細かすぎるカテゴリーはNGです。
⚫︎タグの乱用は避ける
タグは1記事に3〜5程度にしましょう。多すぎると管理が大変になり、重複タグが増えるリスクがあります。
例)下記のタグでは情報が分散してしまい、読者にとって使いにくくなってしまいます。
#東京 #東京観光 #観光などの似たタグ
#東京 #tokyoなど表記違いのタグ
⚫︎定期的に整理する
ブログ運営が長くなると、カテゴリーやタグが増えすぎることがあります。以下の方法で整理を行いましょう。
- 重複したタグを削除
- 曖昧なカテゴリーを整理:「おすすめ」というカテゴリーがあれば「おすすめスポット」「おすすめグルメ」に分けるなどしましょう。
- 偏りがないかチェック:記事が特定のカテゴリーに集中している場合は、新しいカテゴリーを検討しましょう。
⚫︎関連エントリーでの活用
カテゴリーやタグを使って関連エントリーを自動表示させると、読者がサイト内を巡回しやすくなります。滞在時間の増加や直帰率の低下が期待できます。
まとめ
タグとカテゴリーはブログの整理・運用には欠かせない要素です。正しく活用することで、読者にとって見やすいブログになり、検索エンジンからの評価も向上します。それぞれの役割を理解し、適切に使い分けましょう。
明日のa-blog cms Advent Calendar 2024は、appleple の新井さんです!