後期が始まりました。
こんにちは、来年の春から有限会社アップルップルでデザイナーとして働くことになりました浅井百合香です。
3年前期の振り返り
私は名古屋のデザイン専門学校に通っており、今が最終学年(3年生)です。最近は自分のやりたいことや好きな世界観が分かってきてモノづくりが一段と楽しくなりました。
今までの学生生活では、お客様のどんな要望にも答えられるようなデザイナーになりたいという思いで、様々なターゲットやデザインのテイストに挑戦することを意識して制作をしてきました。しかし去年の冬、制作してきた作品を先生に見ていただいた際、「器用にいろんなことができるのかもしれないけれど、いまいち何が一番やりたいのか分からない。」と言われてしまいました。正直自分が何がしたいか・どんなものを作りたいかは二の次という感じで、自分自身もそれが何か分かっていない状態でした。
そんな状態で3年生からヴィジュアルデザインゼミに所属することになりました。デザインと名前はついていますが、ビジネス寄りではなく作品のヴィジュアルを重視したゼミです。そして前期には、実質好きなものをなんでも自由に作っていいよという課題がありました。この課題の案を考えるのがこの学校に入ってから一番難しかったと思います。全然案が出ず、周りが制作を始める中、必死に自分が作りたい世界観を模索していました。
そして、なんだかんだでできた作品がこちらです。
アルコールインクアートと人物写真を組み合わせて作品を制作しました。色々考えたのですが自分の中では、綺麗な作品を作りたいという気持ちが一番大きかったです。アルコールインクアートも複雑な加工もやったことがないため、時間もお金もかかりましたが、モチベーション高く制作することができた作品になりました。
このときは技術的なことに加え、紙について学びました。何度も紙販売店に足を運び、実際に触ったり、印刷したりして作品に合うものを選びました。紙の種類や印刷についての知識は、Webデザインには直接関わらないかもしれませんが、自分の中のデザインの幅が広がったように感じます。
後期に向けて
後期は卒業制作を控えています。
今まで学んできたことの集大成、そして自分の好きな世界観や表現を追求した、そんな卒業制作になればいいなと思っています。
アルバイト、学校の課題、資格の取得などやることはたくさんありますが、自分のペースでバランスを取りつつ取り組んでいこうと思っています。残り半年の学生生活ですが、やり残しのないよう充実した日々を過ごせればいいなと思います。