ウェブ解析に使われる4つの視点(1/2)
はじめに
多くのアクセス解析ツールには、集計や絞り込みができるよう以下の4つの視点が使われています。
- ディメンション
- メトリクス
- フィルタ
- セグメント
GA4の探索レポート画面は、ディメンション(縦軸)、メトリクス(横軸)の組み合わせで構成されています。
ディメンションとメトリクスを組み合わせてデータを集計し、セグメントやフィルタを駆使して必要なデータを抽出し、比較することで解析します。
今回はその中のディメンションとメトリクスについて紹介します。
ディメンションとは
ディメンションとはデータの項目。「〇〇という項目ごとに△△の指標を見たい」という場合の「〇〇という項目」がディメンション。性別、日別、ページ別、流入元別など
GAでは、2つ目のディメンション「セカンダリディメンション」を追加できます。また、独自の項目で解析したい場合は「カスタムディメンション」を作成することもできます。
ディメンションに「not set」という表示
GA4の探索レポートのディメンションに「not set」の表示が出ることがあります。
「(not set)」は、GAがデータを取得できないことが原因で表示される指標です。
メトリクスとは
メトリクスとはデータの指標。「〇〇という項目ごとに△△の指標を見たい」という場合の「△△の指標」がメトリクス。セッション、新規セッション率、新規ユーザー、直帰率、ページ/セッション、平均セッション時間など
GAでは、独自の値を定めて「カスタムメトリクス」を作成することもできます。
ディメンションとメトリクスが混乱しやすい場合
迷ったときは「●●ごとに」「●●別に」といえるか、合計や平均に価値があるかを考えると、判断しやすくなります。